一時的にこどもを預けたい、といっても、状況によって利用できるサービスは異なります。 状況に応じて利用できる保育サポートの特徴を紹介します。
用事やリフレッシュなどで、今日だけ預かってほしい(単発)
単発での一時預かりでは多くの施設・サービスが利用できます。『シーン別子育てガイド:一時保育ガイド(市内の一時預かり施設一覧)』で各施設区分による特徴を紹介しているので、ニーズに対応できるサービスをえらんで利用しましょう。いずれも事前の登録や予約が必要となるため、時間のあるときに施設の見学をしたり、登録を済ませておけるといいですね。
パートや通院等で週3日以内で、定期的に預かってほしい(定期)
基本的に単発利用と同様の施設・サービスが利用できます。
認可保育園では、就労や介護などで定期的に保育が必要な場合に「非定型保育」という形で週3回まで定期利用することができます(認可保育園の一時預かり)。その場合、保育を必要とすることを証明する書類が必要となります。
令和元年10月からの幼児教育・保育の無償化に伴い、保育の必要性があると認定を受けた保護者が利用した場合、3~5歳児クラスの全ての子どもは月額37,000円まで、住民税非課税世帯の0~2歳児クラスの子どもは月額42,000円まで無償です。
体調不良や事故など緊急で、今日だけ預かってほしい(緊急・単発)
基本的に単発利用と同じです。事前予約をしていなくても、緊急であることを伝えると対応してもらえる可能性があります。ただし事前登録をしていないと対応できない場合が多いようです。
また、保護者の体調不良であればエンゼルヘルパーの派遣も利用できます。
出産や入院、介護などで、一定期間預かってほしい(緊急・定期)
基本的に単発利用と同様の施設・サービスが利用できます。保育施設では、単発利用とは別に、緊急利用の設定を設けていることが多いため、2週間連続や妊娠・出産時にはさらに長期での利用などに対応してもらえます。
『サービス・施設を探す:緊急時・病後児の預かり』では緊急時の一時預かりに対応してくれる施設が検索できます。
保育施設への送迎をしてほしい(緊急・単発・定期)
保護者が保育施設の送迎をするのが難しい時に、頼れるのが地域相互扶助の会員組織。うらやすファミリー・サポート・センターやNPO法人たすけあいはとぽっぽなどは、助けたい人と助けてほしい人の会員組織で、会員の相互扶助活動として、個別保育を行っています。いずれも利用には事前の登録が必要となります。
上記の他にも『サービス・施設を探す:家事・育児のサポート』で対応してくれるサービスや施設を検索することができます。
また、保護者の出産や病気の際にはエンゼルヘルパーを利用して送迎をしてもらえます。
休日に、夜間に、または宿泊で預かってほしい(緊急・単発)
うらやすファミリー・サポート・センターなどの地域相互扶助の会員組織では、夜間や宿泊を伴うこどもの預かりを行っています(病児・病後児を除く)。いずれも突然の対応は難しい場合が多いため、そうした対応が必要かもしれないとおもったら早めに相談してください。
また、浦安市の公的な支援として子育て短期支援事業という制度があり、保護者の病気、看護、出産、出張などの際に、平日夜間、休日、または連続して6泊7日までこどもを預けることができます。事前に面接・申込が必要となります。
こどもが病気の時や病気回復期の時に預かってほしい(緊急・単発)
病気や病気の回復期であるために、保育園や幼稚園に登園できない子どもを預かってくれる施設があります。
浦安では、順天堂大学医学部附属浦安病院「みつばちうらやす」(富岡)、浦安中央病院「ぱんだルーム」(東野)、ポピンズナーサリースクール新浦安「アクアルーム」(入船)とポピンズナーサリースクール浦安「ポピンズルーム浦安」(北栄)の4箇所で病児・病後児保育が実施されています。
利用対象は浦安市在住の生後57日目~小学校6年生のお子さんで、事前の登録と予約が必要です。