はじめてのサービスを利用する時にあわてないために、事前に用意できることはしておきましょう。
その1:いざという時に備えて「事前登録」を!
施設やサービスによっては事前の登録がないと利用できない場合や、事前登録をしておくことで利用手続きがスムーズにできるところが多くあります。また、大切なこどもを預けるのですから、事前に運営者や保育者の様子をみて信頼できるところを選んで利用したいですね。
いざという時にあわてなくてもいいように、事前に電話で問合せをし、実際に足を運んで見学や登録手続きをするなどしておきましょう。
その2:必要なものを忘れない
普段とはちがう場所で、あるいは普段とはちがう人と過ごすことは、こどもにとって一大事です。
はじめての保育でも平気な場合もありますが、たいていは緊張したり、不安になったりしてしまうもの。せめて、こどもが親と離れても気持ちよく過ごせるように必要なものを忘れずに用意したいものです。一般的には下記のような物ですが、必要なものは施設やサービスによってもちがうので、事前に確認して用意しておきましょう。
一般的に用意する持ち物
集団保育の場合は必ず持ち物に名前を書くか、名前シールを貼るなどしておきましょう。
□着替え □おむつ(予備も含めて多めに) □哺乳瓶・粉ミルク □タオル
□ビニール袋(濡れたもの汚れたものをいれてもらう)
(給食がない場合に追加するもの)
□飲み物(水筒にいれる、ペットボトルにストローをつける)□お弁当 □お菓子
その3:ゆとりをもって、笑顔でバイバイ
予定時間ぎりぎりに到着して、あわただしく、逃げるようにこどもと離れると、こどもも不安になります。こどもにいまから預けること、でもちゃんとお迎えにくることを伝え(言葉が分からなくても)、笑顔でバイバイができるといいですね。
緊急時には難しいかもしれませんが、こどもが場所に慣れるまでしばらく一緒に過ごす場合や、保育者に受け渡しをする際に時間がかかることもあるので、時間にはゆとりをもって予定を組みましょう。
その4:こどもを預けている間は、いつでも連絡が取れる体制を
預けている最中に保護者に確認が必要な事態がおこらないとも限りません。保育中にこどもが体調を崩した場合や災害が発生した場合などは、緊急連絡先に指定した電話番号に連絡が入ります。
緊急連絡先に自分の携帯電話を指定している場合には、通話できる環境にいるようにし、随時確認するようにしましょう。また、通話圏外にいなければならない場合には、ほかに連絡をとることができる電話番号も伝えておきましょう。
その5:笑顔でお迎え
保育の終了時間には、笑顔でお迎えにいきましょう。
こどもを預けたことに罪悪感をもつ人もいますが、「ごめんね」よりも「ありがとう」「がんばったね」と、協力してくれたこどもに感謝の気持ちを伝えられるといいですね。