「わたしのじかん」をもちたい、と思ったら、時には保育や家事のサービスを利用したり、家事の手を抜いてみるのもいいかもしれません。
こどもを預ける
「小さなこどもを預けてまで自分の時間をもつ必要があるの?」そんな声を聞くことがあります。「子育て中はこどもが最優先の時期なのは当然、自分のことを優先するなんて甘えてない?」といった意見も残念ながら、まだ耳にすることがあります。
預ける必要があるかどうか、預けたいと思うかどうかは確かに人それぞれで、預ける必要性を感じていないママに預けたほうがいいよと押し付けるものでもないし、家庭によっても判断は異なると思います。
でも、子育てや家事で疲れ果てて笑顔が消えていたり、追いつめられてこどもを素直に可愛いと感じられなくなったり、パパと笑顔で話す余裕がなくなったりしているなら、こどもを預ける選択も考えてみるといいかもしれません。
疲れ果てて笑顔も消え、余裕のないママとずっと一緒にいることはこどもにとって本当にいいことでしょうか?それよりも、少しこどもと離れてリフレッシュし、心とからだに余裕のあるママといるほうが、こどもにとって幸せな場合もあります。
パパやおじいちゃん、おばあちゃんといった家族にお願いしたり、お友だちとこどもを預かりあったりする以外にも、家庭で子育てをしているママのための保育サポート(保育施設や公立認定こども園での一時預かりやファミリー・サポートなど)も増えています。理由を問わない一時預かりや、公立幼稚園内で短時間の一時預かりもはじまっています。一度ご近所の保育施設を見学してみるのもいいかもしれません。
こどもを預けることに、過剰な罪悪感をもたず、必要に応じてこどもを預けることで「こどもじかん」と「わたしのじかん」のバランスを上手にとっていけるといいですね。
『シーン別子育てガイド:一時保育ガイド』では子どもの一時預かりについてご紹介しています。また、『サービス・施設を探す:こどもの預かり』で一時保育を実施している施設が検索できます。
家事の手を抜く
「とにかく時間がない」と感じているなら、家事の手をちょっと抜いてみてはどうでしょう。
思い切って家事の一部を休んでみる、省いてみる。その時間がリフレッシュをもたらすかもしれません。
家族で話しあって、やらなくても何とかなる家事はやらないと決めてみたり、家事はほかの家族や家事支援サービスにお願いしたりして、たまには、ママの休息時間や休息日を作ってみてはどうでしょう。
『サービス・施設を探す:家事・育児のサポート』では家事や育児をサポートしてくれるサービスや施設を検索することができます。