子育ては楽しい、こどもの成長はわたしの喜び。でも、時間に追われて疲れすぎていたり、自分のことは後回しにしてばかりだったり…もうダメかも…と感じることもあるかもしれません。そんな時は、思い切って自分のための時間をもってみませんか
「わたしのじかん」をもつことで気分転換ができて、前向きな気持ちでこどもと向きあうことができるかもしれません。「こどもと離れて自分の時間をもつことは悪いこと」と思っている人もいるかもしれませんが、「密着し過ぎた親子の時間から少し距離を置く時間」をもつことは、親子でよりよい時間を過ごすために必要な時間となる場合も多くあります。
もちろん、こどもの健やかな成長・発達には、ママと一緒に過ごす時間や、ゆったりとこどものペースで過ごす「こどもじかん」はとても大切です。
どちらか一方にシフトし過ぎず、「こどもじかん」と「わたしのじかん」のバランスを上手にとっていけるといいですね。
リフレッシュするなら
リフレッシュ方法は人それぞれ。自分にあった方法をみつけられるといいですね。
1人になる
こどもが昼寝をしているあいだや、夜、こどもが寝た後に、1人でゆっくりお茶やアロマ、お風呂を楽しむことは手軽にできそうです。
協力を求める相手として、一番はじめに思い浮かぶのはパパ。
いきなり長時間は難しいと思ったら、最初は、お休みの日に1時間くらいの短いお留守番を頼んでみるのもいいかもしれません。徐々に時間を延ばせば、パパにもこどもと一緒に過ごす自信がつき、そのあいだにママは1人でカフェにいったり、ゆっくり1人で買い物を楽しんだりすることもできます。
逆に、こどもを連れ出してもらって、家で1人になってみるのもいいですね。ママのリフレッシュになるだけではなく、パパとこどもの絆も強くなり、パパも幸せな時間を感じられるはず。
趣味の時間をもつ
こどもが生まれる前や、自分がこどもの頃に好きだったことは何ですか?いま本当はやりたいけれど、できないな…とあきらめていることはありませんか?
例えば、公民館のサークル活動や民間のカルチャースクールの講座、総合体育館のプールやジムには託児付きのものもあります。自分の趣味にあうものがあれば、思い切って託児を利用してみるものいいですね。ほかにも託児付きのコンサートやイベントも増えてきているので探してみるといいでしょう。
サークルや講座には、主に単発で開催されるものと、定期的に日時が決まっていて継続開催されるものの2種類があります。
単発の場合、自分の都合やこどもの体調の良い時を選んで参加でき、託児に慣れていない場合も親子ともに負担感が少なく、気軽に参加できるというメリットがあります。
一方、定期的に開催されるものの場合、同じ時間や場所に通うことが多く、参加しているママもこどもも同じような環境で過ごすことになり、慣れると様子が分かって安心できるというメリットがあります。
「イベントを探す」や『サービス施設を探す:ママのサークル・習い事』で、自分やこどもの状況にあったものが選べるといいですね。
市民活動やボランティアに参加する
自分の時間を人のために役立てる方法もあります。
自分と家族だけに時間を使う生活から、だれかのための時間をもつことで、視野が広がったり、楽しさややりがいを感じたりしてリフレッシュにつながることもあります。
ボランティアや市民活動には子連れでできる活動もあります。無理し過ぎない範囲でできることから始めてみるといいですね。市民活動センターや、ボランティアセンターに相談してみるのもいいかもしれません。
『サービス・施設を探す:ボランティア・市民活動』では、市内で活動している団体が検索できます。